「良い会社をつくる経営とは」を考えた一日
昨日、宮城県中小企業家同友会石巻支部の8月例会に参加しました。
今回のテーマは、
「100年以上の歴史を越える老舗企業に学ぶ 良い会社をつくる経営とは」
講師は、(株)白謙蒲鉾店の副社長様。
石巻専修大学を会場に、140名を超える方々が参加する、とても熱気のある例会となりました。
100年以上続く企業が、長い歴史の中で何を大切にし、どのように時代の変化を乗り越えてきたのか。
そして、東日本大震災を経験した石巻の企業として、震災をきっかけにどのように事業継続活動を強化してきたのか。
お話を伺いながら、私自身のことも重ねて考えました。
実は、私の実家も100年以上続いている料理屋です。
私自身も独立してから26年になります。
「会社を長く続ける」ということは、単純に年月を積み重ねることではなく、先代から受け継いだものを守りながら、時代の変化に合わせて変えていくことなのだと改めて感じました。
特に印象に残ったのは、「何を守り、何を変えるのか」という視点です。
地域に根を張って事業を続けていくには、目先の利益だけではなく、お客様、社員、取引先、地域との信頼関係を積み重ねていくことが大切です。
また、東日本大震災のような、いつ起こるか分からない大きな災害に対しても、「起きてから考える」のではなく、平時から事業継続について考えておくことの重要性を強く感じました。
100年以上続く企業から学んだこと。
そして、自分自身が26年間事業を続けてきた経験。
今回の例会で語られたテーマと、自身の経営を照らし合わせたとき、次のような視点が深く響きました。
老舗企業と四半世紀を越える経営に共通する3つの核心
- 守るべき「本質」と変えるべき「手段」 老舗が100年続くのは、単に古いものをそのまま守っているからではなく、時代の変化に合わせてサービスや事業構造(BCPや組織体制)を変革し続けているからです。「絶対に譲らない品質・理念」があるからこそ、手段の変化がブレません。
- 非常時(BCP)に試される「日頃の社風と仕組み」 東日本大震災からの復興とBCP(事業継続計画)の強化は、単なるマニュアル作りではなく、「従業員の命を守り、地域に必要なインフラとして立ち上がる」という経営理念の実践そのものです。組織が強い会社は、有事の際に全員が同じベクトルで動きます。
- 地域社会(コミュニティ)との共生 石巻という土地に根を張り、地域に雇用の場を作り、食文化を守る姿勢。140人以上の参加者が集まったこと自体が、この地域における同友会運動と「良い会社をつくろう」という志の広がりの証左です。
実家の料理屋が築いてきた100年の歴史の重みと、私自身がゼロから立ち上げて26年守り育んできた事業の重み。その両方を知ることで、白謙蒲鉾店様の「事業継続の覚悟」に共感する部分は非常に大きいものがありました。
これらを改めて振り返りながら、私自身もこれからの10年、20年を見据えて、地域に必要とされる会社をつくっていきたいと思います。
「良い会社」とは何か。
今回の例会は、その答えを考えるきっかけとなる、とても有意義な時間でした。
白謙蒲鉾店様、そして例会を企画・運営された石巻支部の皆様、貴重な学びをありがとうございました。
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